Echo of Wind (2015)
スピーカーユニット、アンプ、PC、8chオーディオインターフェース
スピーカーユニット、アンプ、PC、8chオーディオインターフェース
安藤忠雄設計「風の教会」は、有名な建築物であったにもかかわらず、六甲オリエンタルホテルの付帯施設であったため、ホテルが閉業した2007年以降、立ち入ることができず廃墟となっていた。
教会はガラスの長いコロネードを通じて、コンクリート造の礼拝堂へ繋がる。
残響の強い室内には、8つの内向きに合わさったスピーカーユニットが配置されており、手を打つ音が再生される。鑑賞者とスピーカーの位置関係により様々に音が変化して聞こえる。
礼拝堂は「直径6mの球体が2つ内接するボリューム」とした設計者の意図に従い、祭壇にビデオテープで巻かれた球体を設置した。