Break it Before it’s Broken / I C(X) See You (2015)
"Break it Before it's Broken" video (4’ 49”), lambda print (60 x 120 cm) "I C(X) See You" video (8’ 55”)
"Break it Before it's Broken" video (4’ 49”), lambda print (60 x 120 cm) "I C(X) See You" video (8’ 55”)
"Break it Before it's Broken"
このプロジェクトは、国籍を持つ事ができない人々の存在を知り、彼らの村を訪れるところからスタートした。
その村は巨大な工場、産廃場、開発中の巨大施設に囲まれていて、村のいくつかの家には強制退去の日付が赤いスプレーでしるされている。この「引き興し」にはこの村の人たちだけではなく、その外の産廃場の人たちも参加し、次第に加藤の引っ張る合図なしに、構造物は引きずられ続けた。
"I C(X) See You"
国籍(身分証明書)がなければ、人の行動やその範囲は制限され、突然捕まって国から追放されることもある。このプロジェクトでのコラボレーターである無国籍者によると、彼らはいつも(フィリピンは彼らの入国を拒否しているにもかかわらず)マレーシアからフィリピンへと国外追放される。 結果として、彼らはソーシャルゴーストのように書類上存在せず、その二国間を漂わなければならない。
ビデオのなかで、一方の男には国籍がない。 書類や記録のうえで彼を見ることはできず、一方で、街中で私たちは国籍を見ることもできない。
Kota Kinabalu, Malaysia