オゥサムサークル (2020)
ミクストメディア
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この作品にはルールが2 つあります。
1. 鎖で囲われたサークル内には、 1 人しか入れません
2. サークル内の 1 人は、中心近くにいること
「この作品は、人と人がソーシャルディスタンスをたもてるようにできています。このように強制される運命を、呪いのように感じる人もいるでしょう。しかし考え方によっては、 1 人で独占できる空間を作れる、 1 人になれる、といったように、個を感じれる装置としてとらえることもできます。作家にとっては、少年期に収監された「独房」がそうだったといいます。また、新型コロナ収束後には、 コロナ禍を思い出せるタイムカプセルのような作品にもなるでしょう。そういった考え方をずらす装置の役割になることを、作家はアートに望みます 。」(2020年 松田修)