フェアリーファインダー (2005-2008)
ミクストメディア
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フェアリーファインダーは2005年から制作開始された小品の新シリーズ。
「不可視なものを考える」ことをテーマにしているが、もともとはOpenSkyが長期にわたるプロジェクトになってしまったため「もっと気軽にそのときの思考をスケッチするように作ろう」との考えで作られたもの。
最初の作品は飴屋法水氏の個展 「バ ング ント」展 (P-HOUSE、東京、2005)へ介入展示された 「フェ リ ファ ン ー」 (2005)、次の02は「SKY HIGH」展(キリンプラザ大阪、2005) に展示した 「空を見るための望遠鏡」。 3作目は「コロボックルのテーブル」4作目は人魚をモチーフにした「人魚の窓」。5作目は鳥人をモチーフにした「フェザードフレンド」。
3作目以降は地中、水中、空中という異界に住んでいる「人のような、そうでないような存在」 を扱っている。これら想像上の妖精たちは「人間の持っているよくわからない衝動」に形を与えた物なのでは?と八谷は考えている。